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瀬戸内海のノリ、ピンチ=色落ち拡大、例年より早く−放水量増やし応急処置(時事通信)

 九州の有明海に次いで養殖ノリの生産量が多い瀬戸内海で、ノリの色が黄緑になる色落ち被害が例年より早く広がっている。採算が取れなくなり養殖を打ち切った生産者もおり、抜本的解決策がない中、岡山県はダムの放水量を増やす応急処置で回復に望みをつないでいる。水産庁によると、ノリは窒素やリンなどの栄養塩を吸収し黒く成長するが、栄養塩が不足すると栄養失調のようになり色落ちが起こる。いったん色落ちしても、栄養塩が増えれば再び黒くなる。栄養塩は土中から雨に溶け、川を経由して海に供給される。少雨が栄養塩不足の主因だが、海で異常発生した植物プランクトンによる大量摂取や近年の水質浄化の影響も指摘されているという。
 岡山県沿岸ではこの年末年始、植物プランクトンの異常発生が確認された。香川、愛媛両県によると、色落ちが起きるのは例年は2月だが、今年は早いという。
 岡山県漁業協同組合連合会が26日に岡山市内で行った競りでは、光の加減で黄金色にも見えるのりが入った箱が並んだ。火であぶって品定めしていた男性は「例年に比べ色落ちが早い。生産者がかわいそうだ」と話した。色落ちしたのりの値段は黒いものの3分の1以下。この日は十数箱に買い手がつかなかった。岡山、香川、兵庫各県ではシーズン半ばでやむなく生産を中止・縮小したノリ業者もいるという。 

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「全面禁煙化」に抵抗する 和歌山県タクシー協会の言い分(J-CASTニュース)

 全国的に「禁煙タクシー」が広がっている。2007年6月の大分を皮切りに、東京も08年1月からほぼすべての車両が全面禁煙となった。一方で、取り組みが遅れていた大阪では2009年、橋下徹府知事名による全面禁煙化の依頼文書が、府内の主要タクシー協会に出された。大阪以外でも、いまだに「禁煙車率1%台」の自治体が見られる。

 大阪府では09年12月時点で、府内4カ所の主要タクシー協会が保有する一般車1万9126台のうち、終日禁煙を実施しているのは1228台。全体の6.4%にとどまった。

■大分は「トップダウン」で禁煙化開始

 府民からはタクシー全面禁煙化を求める声が高まっており、また受動喫煙を防ぐ観点から、府は同11〜12月にかけて、橋下知事名による全面禁煙化の依頼書を4協会に対して次々に送付した。府としては早期に実現したいところだが、4協会から今のところ特に反応はないという。

 禁煙運動に取り組むたばこ問題情報センター代表・渡辺文学氏によると、タクシー全面禁煙化を実施、あるいは決定していないのは、大阪を含めて8道府県(09年10月時点)。健康増進法第25条には受動喫煙防止に関する定めがあり、03年4月30日付け厚生労働省健康局長名で各自治体首長に出された文書によると、タクシー車両も同条の対象施設と位置づけられている。しかし罰則規定がなく、実際には自治体側が「お願い」してタクシー協会の自主規制に委ねるしかない。

 渡辺氏は「最も早く全面禁煙化に踏み切った大分県は、タクシー協会会長が『禁煙にしましょう』とリーダーシップを発揮したのが大きかった」と話す。逆に協会トップが乗り気でないと、禁煙化も進まないということらしい。協会の努力に加えて「厚労省が受動喫煙問題をもっと深刻に受け止めて、主導的な役割を果たしてもらいたい」と注文を付ける。

■禁煙化が進む中で、タクシーなら一服できるだろうという期待

 大阪よりも禁煙化されていないのが和歌山県だ。県の健康づくり推進課によると、県内のタクシー1875台のうち、禁煙車は31台と全体の1.6%にとどまる。県側は和歌山県タクシー協会に禁煙化の実現を申し入れており、文書こそ出していないが「知事もこの問題の重要性を認識している」と同課は説明する。

 だが県タクシー協会に聞くと、「検討はしているが、今のところは様子を見ている状態だ」と回答。「ただでさえ各施設で禁煙化が進む中で、タクシーなら一服できるだろうとお客様が乗ったら吸えなかった、では忍びない」と協会は話す。また、喫煙したい客とのトラブルや、喫煙者が利用しなくなり減収の恐れがあるというのも、禁煙化決定に至らない要因に挙げた。

 実際はどうなのか。日本交通(本社・東京)は04年12月、全面禁煙に踏み切ったが、実施後も客と運転手の間で大きなトラブルはなく、収入にも響かなかった。「むしろ、お客様から『禁煙化してくれてよかった』とのハガキが当社に届きました」(同社営業統括課)。この話を和歌山県タクシー協会にぶつけると、「和歌山では、繁華街でタクシーを拾うお客様が多いが、その際にたばこを吸っている方も多いのです。ほかの地域では禁煙化の影響は出なかったかもしれませんが、和歌山も同じ結果になるとは言い切れないでしょう」と反論する。

 とは言え、受動喫煙対策は進めていると話す。最近では、同協会に属するタクシー会社に、たばこのにおいまで分解する強力な空気清浄機の設置を促した。すでに1社では購入を済ませ、今後タクシー150台に取り付けるという。だが全面禁煙についてはあくまで「検討中」。県健康づくり推進課は、5月31日の「世界禁煙デー」に向けて実現させたい考えだが、現段階では協会と温度差があるのは否めない。


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